ハイパワーロケット安全コード


(1)認可
ハイバワーロケットは、モデルロケット協会によって承認された各許可条件を認可された時に打ち上げられる。

(2)打ち上げ空域基準の尊守
運輸省令で定める航空法(第99条の2、施行規則第207条の3、第209条の4)に従うと共に県、市、町の規則・条例・通達等を尊守する。

(3)材質
モデルロケットの素材は、その動力や飛行に適した紙・木・ゴム及びプラスチック等の軽い素材のほか金属は最小限とすること。

(4)モーター
日本モデルロケット協会が認定した燃料充填済みの製品だけを使う。部品・成分等はどんな方法でも変更しないこと。

(5)回収
必ず安全に地上に回収できる回収装置を使わなければならない。また回収装置を熱から守る詰め物には、防炎処置をしたものだけを使うこと。

(6)重量と推力の限度
全打ち上げ前重量は使用する推進器に示された最大打ち上げ重量を超えないこと。
推進器の全力積は40960ニュートン秒を上限とする。

(7)安定
個々の機体は初めての打ち上げ前に安定を確かめておかなければならない。但し安定性が確かめられている製品は除く。

(8)搭載物
虫以外の生きた動物や燃焼物・爆発性の物・危険物を積まない。

(9)打ち上げ場所
高い木や建物、電線、乾いた潅木、枯れ草等のない開けた屋外で打ち上げること。
居住建物から確保すべ距離以上離れること。打ち上げ場所は、回収エリアとして、予定打ち上げ高度の1/8以上を半径とした距離を含むこと。

全力積 推進器 確保すべき距離
(Ns) タイプ (半径m)
160.01〜320.0O H IOO 以上
320.01〜640.00 1 111 以上
640.01〜1280.0O J 125 以上
280.01〜2560.0O K 高度の1/8以上

(10) 発射台
安全な飛行経路を確保するため、モデルロケットが安定に必要な速度に達するまで姿勢を保ち、方向を導く機構を備えた発射台から打ち上げられること。ガイド棒の先端は、目を突いたりする事がないよう高くするか、安全キャップを取り付けなければならない。噴射ガスが直接地面を打って焦がしたりしないよう、反射板を備えること。

(11)点火装置
電気的に遠隔操作によって推進器を始動できる点火装置を使うこと。スイッチは手を離すとオフに戻るようになっていること。取り外し式の点火スイッチと直列の回路切断機構を備えること。点火するときには対人保安距離に従い、全員が離れなければならない。点火器は電気式で推進器メーカー指定のもので、スイッチを押してから1秒以内に始動するものでなければならない。

(12)射場安全
打ち上げ前に発射場にいる人々全員にロケットの打ち上げを注意喚起するために、5秒前から声高らかに秒読みしなければならない。絶対モデルロケットを武器として使つてはならない。点火に失敗したときは、始動装置の安全キーをはずすか、電源を遮断すること。30秒経過するまで誰をも発射台に近寄せてはならない。

(13)飛行条件
風速が毎秒8.3m以下の日でなければ打ち上げはしない。雲の中や飛行体の近くへ、あるいは人や家、車が混み合う所で飛行させない。

(14)事前打ち上げ試験
実験的な設計のロケットや技術・方法等は、事前の試験で十分安定と安全を確かめること。他のが存在する場所で、未知な実験をしてはならない。

(15)打ち上げ角度
発射台は鉛直方向から30度以上の角度をとる構造にしてはならない。水平方向への推進力を得るためにモデルロケットの推進器を使用しない。

(16)回収障害
もし、モデルロケットが電線や回収に危険が伴うような場所に降着したときは、危険を冒してはならない。


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モデルロケットセーフティーコード

日本モデルロケット協会自主基準