モデルロケット安全コード(1/4A〜G)


(1)材質
モデルロケットには、その動力や飛行に通した紙・木・ゴム等の軽い素材を用 いること。先端部や本体・尾翼には絶対金属を使つてはならない。

(2)モータ/エンジン
モデルロケット協会が認定した燃料充填済みの製品だけを使う。部品・成分などはどんな方法でも変更しないこと。

(3)回収
必ず安全に地上に回収できる回収装置を使わなければならない。また回収装置を熱から守る詰め物には、防炎処置をしたものだけを使うこと。

(4)重量と推力の限度
全打ち上げ前重量は1500gを越えてはならない。推進器の全力積は320ニュートン秒を上限とする。また機体の重量は使 用する推進器に示された最大打ち上げ重量を超えないこと。

(5)安定
個々の機体は初めての打ち上げ前に安定を確かめておかなければならない。但し、安定が確かめられている製品は除く。

(6)搭載物
虫以外の生きた動物や燃焼物・爆発性の物・危険物を積まない。

(7)打ち上げ場所
高い木や建物、電線、乾いた潅木、枯 れ草等の無い、開けた屋外で打ち上げること。場所の広さは次表を参考に決めるこ と。

全力積 推進器  確保すべき距離
(ニュートン秒) タイプ (半径m)
0.00〜 1.25 1/4A〜1/2A 7.5以上
1.26〜 2.50 A 15 以上
2.51〜 5.0O B 30 以上
5.01〜10.OO C 60 以上
10.01〜20.0O D 75 以上
20.01〜40.0O E 77 以上
40.01〜80.0O F 84 以上
80.01〜160.0O G 93 以上

(8)発射台
安全な飛行経路を確保するため、モデルロケットが安定に必要な速度に達するまで、方向と姿勢を保つ機構を備えた発射台から打ち上げること。ガイド棒の先端は、目を突いたりすることがないよう高くするか、安全キャップを取り付けなければならない。噴射ガスが直接地面を打って焦がしたりしないよう、反射板を備えること。辺りの枯れ草・落ち葉等燃えやすいものを取り除いておくこと。

(9)点火装置
電気的に遠隔操作によって推進器を始動できる点火装置を使うこと。スイッチは手を離すとオフに戻るようになっていること。取り外し式の点火スイッチと直列の回路切断機構を備えること。点火するときにはそのロケットに取り付けられた推進器の全力積の合計が20ニュートン秒以下の場合は5m、それ以上の推進器の場合は、対人保安距離に従い、全員が離れなければならない。点火器は電気式で推進器メーカー指定のもので、スイッチを押してから1秒以内に始動するものでなければならない。

(10)射場安全
打ち上げ前に発射場にいる人々全員にロケットの打ち上げを注意喚起するため に、5秒前から声高らかに秒読みしなけ ればならない。絶対モデルロケットを武 器として使ってはならない。点火に失敗したときは、始動装置の安全キーをはずすか、電源を遮断すること。30秒隆過する まで誰も発射台に近寄せてはならない。

(11)飛行条件
風速が毎秒8.3m以下の日でなければ打ち上げはしない。雲の中や飛行体の近くへ、あるいは人や家、車が混み合う所で飛行させない。

(12)事前打ち上げ試験
実験的な設計のロケットや技術・方法等は、事前の試験で十分安定と安全を確かめること。他の人が存在する場所で、未知な実験をしてはならない。

(13)打ち上げ角度
発射台は鉛直方向から30度以上の角度をとる構造にしてはならない。水平方向への推進力を得るためにモデルロケットの推進器を使用しない。

(14) 回収障害
もしモデルロケットが電線や回収に危険が伴うような場所に降着したときは、危険を冒してはならない。


安全規則目次

日本モデルロケット協会自主基準

ハイパワーロケットコード