エンジン
モデルロケットで使用するエンジンは、右の図の
ようにカートリッジ式です。イグナイターを装着した
後、図の右側からロケットのボディディチューブ下
部から静かに挿入します。
エンジンには、A型エンジン、B型エンジ
ン、・・・、J型エンジンまであります。
一般的に使用されるエンジン(A8−3)を例にし
て型番について説明すると、
@ アルファベット(A、B、C、・・・・)は、そのエジ
ンが出せる全パワー(全力積、トータルインパルス
といいます。)を表しています。
A アルファベットの次の数字は、エンジンが1秒
間に出すことができるパワーA8−3エンジンの場
合、1秒間に8ニュートン(N)を表しています。
B 最後の数字は、推進薬が燃焼してから放出薬
が燃焼(パラシュートを放出)するまでの時間を調
節するのが延時薬ですが、この延時薬が燃焼し
ている時間です。別な表現をすると、推進薬がす
べて燃焼してからパラシュートが開くまでの時間
です。A8−3の場合、推進薬がすべて燃焼して
からパラシュートが開くまで3秒間です。
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エンジン 全力積
タイプ (N・秒)
A型 2.5
B型 5.0
C型 10.0
D型 20.0 |